Part6/8 Navigo そして 札幌ラーメン・イン・パリ
2008/8/11(月)
今日は早起きしてベルサイユへ・・・のはずがちょっと寝坊。
とりあえずフォーラムレアル近所のPAULで朝食。
店は割りと空いていたが、クロワッサンが焼きたてでうまい!!
(帰国後日本で食ったけど全然違う・・・)
ちょっと食べ過ぎる。
向かいのカフェ(ブラッスリー?)で番犬ならぬ番猫がおり、テーブル下でパンくずをつつくスズメを執拗に狙っていた。
結局、シャトレレアル駅発は10時前。RER-B線で、サンミッシェル・ノートルダム駅乗り換え。
ここからベルサイユへはRERのC線でちょいと、・・・と思いきや、その途中が工事で不通とな!!
代替ルートが提示されているのでメモる。とりあえずJavel駅までメトロで行けとの事。
ソルボンヌ駅構内はなにやらオシャレな雰囲気。
天井にウニャウニャ書いてあるのは著名人のサイン
Javel駅にはすぐに到着したものの、そこからちょっと歩いてRER駅窓口で切符買い直し・・・なんと窓口にには「Versailles
Palace is CLOSED
today」の貼紙が!
どうしてこれをサンミッシェル・ノートルダム駅にも貼ってくれないのか!
と思ったが、後で確認するとどうも定休日だったようで完全に私の勉強不足なのであった。
ああ無情。
さて途方に暮れている暇はないので、早速、相方と作戦会議。
ベルサイユは元々私のリクエストであるし、優先度と所要時間を天秤にかければ、最悪パスもやむなし、といったところ。
思案の結果、今日は土産物色ツアーに切り替え、明日もし余裕があればベルサイユ巡りとすることにした。
さて、Javel駅は割と暇そうだったので、今更ながらNavigo購入にチャレンジ。
予めメモ書きを用意しておいたので、すんなり意思は通じたが、ベルサイユへは行けないゾーン設定にしたせいか
しきりにパリビジットがお得、と勧められ閉口する。
パリビジットが得なのは知ってんねん、記念に顔写真入りのNavigoが欲しいねん同僚に自慢すんねーん、と伝えたいが流石にそれば通じず、駅のパンフ見せながら、No Probrem これくれ、で押し通す。
OKした後はちゃちゃっと作ってくれた。
Navigo 1W Zone1-2 42ユーロ
まずは近所のエッフェル塔へ。
地図で測ると徒歩でも行けそうだが、折角なので早速Navigo使って隣のBir Hakeim駅 (読めない) へ。
駅から歩いて数分で到着。
11:30
塔の足元は結構な広場になっており、根元にチケット売り場がある・・・が、ここに来て空前絶後の長蛇の列!
各角のチケット売り場の列がぶつかってとぐろを巻いている状態。さすがに行列待ちで時間を潰したくないので断念。
人大杉
Eiffelさん?(未確認)
今度はRERに乗るが駅は閑散としていた。しばらくしてやってきた電車も2階建て(近鉄特急みたいな感じ)に乗るが、これまたガラガラ。
乗った直後に行き先を確認するも、どうやら間違えたと錯覚し、ケネディ駅で飛び降りたが実はそのままでOKだった。
次の便まで待ちぼうけ。待ってる間に青年二人組に道聞かれるが経路がわからず無念。
12:20
メトロと違い、間隔が長めなので結構待たされ感あり。
次の駅でメトロ乗り換え、無駄時間は20分くらいだったが凄く損した気分。
メトロでセーブル・バビロヌ駅へ。
お目当てはボンマルシェ・・・なのだが、今どこなのかわからん!
ちなみに目の前にホテルルテシアがあったはずだが全く気がつかず。
しかたがないので、その辺をちょっと歩いて試行錯誤すると、確かに駅の近くにあった。
さて、流石にボンマルシェの品揃えは充実しており、土産物色・・・腹痛。
たまらず表の公衆トイレ・・・故障!
レアルに緊急退避して宿で用を足す。情けなや・・・。
昨日のシャンゼリゼにしても、適当にカフェを利用すれば良かった、と今にして思うが、その時の感覚では大きいスーパーに無いものがカフェにある保証も無く、ちんたら注文待ってる精神的余裕はなかった。
「ちょっとトイレ借りても良いですか」とフラ語で言えるようにしておくべし。反省。
トイレの後は腹痛も消えたので、食あたりなどではなさそうだが、予想以上に涼しい気候と旅疲れが重なっているのかもしれない。念押しで、真夏だというのに長袖を羽織る。暑がりの私がまさか使うことになるとは思わなかったが、これがなかなか快適である。以後、緊急用のはずの長袖が酷使されることになる。
結局、暑くて長袖なんか着てられるか!ということは旅行中一度も無かった。
さて、シャルルドゴールエトワール駅に戻って時刻は13時過ぎ。
シャンゼリゼ通りのブラッセリーで遅めの昼食。
場所柄、店が悪いのかもしれないが、ちょっと飽きが来たのか余り美味しくない。チーズがくどく感じる。
値段も二人で50ユーロ近く取られて閉口。
食後の胃もたれ間解消すべく、シャンゼリゼ通り散策。
・・・またもや腹痛、しかし今日は有料トイレ営業日なので早速駆け込む。
中は、こじゃれた感じで化粧品店かと思ったが確かにトイレ。
店員らしきオシャレオヤジに2ユーロ/人を払い、用を足す。流石に綺麗なのだが、ちょっとぼったくり過ぎではないかと思う。
13:40
シャンゼリゼのモノプリで土産を物色するがぱっとしない。
別に困ってないが念のためトイレを探してみるがやっぱりない。そういう文化のようである。
メトロで移動し、ギャラリーラファイエットの食品フロアへ。
レジ係が座ってるのに違和感あり。たしかにこの方が人道的だとは思うし機能的に何も問題はないが。
商店街が切れたあたりでメトロに乗って、コンコルド駅乗り換えでセーブル・バビロヌ駅へ
15:30
ボンマルシェに出直して土産の残りを調達。
ここは食い物系なんでも揃う、といった感じ。
MSMクッキーも、こっちで買った方が楽だと思う。
買い込んだ土産を置きに一旦宿に戻るが、それでもまだまだ明るいので雑貨屋巡りを兼ね近場を散策。
流石にサン・ポール駅周辺まで来ると生活感あり和む。
まだ明るいけど実は結構いい時間。
オペラ座(新しい方)
バスチーユ駅まで行った所で折り返し、ポンマリー渡ってサンルイ島へ。
ピローヌ他雑貨屋を数件巡ったところでやっと日が暮れてきた。ポンマリー駅からオペラへ移動。
お目当ては、先日目を付けていたオペラ座近くの札幌ラーメン。
ここは普通に日本のラーメン屋である。別に要らないが日本語のコミックスが完備。
店も一般的な日本のラーメン屋にしてはかなり綺麗な部類。
ラーメンと餃子も普通に日本味であり、ほっと落ち着くひと時。
宿に戻って、風呂入ってとっとと寝るも、夜中にもう一度トイレへ。これで今日都合4回目。もはや出るものはない・・・。
痛みはほとんど無いので食あたりではないと思うが、この便意のしつこさは何だろう。精神的下痢なのかも?
翌日には回復して欲しい。
Last update 2010.3.22