ミレニアムは船上で
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心配された2000年問題(いや、マジで事前に船内放送してた)も起こらず
瀬戸内海上で、2000年を迎えた。
食堂で年越し蕎麦が出たので岡田殿と食すが、びよんびよんに伸びていた。
ビール飲んでとりあえず就寝。
6:30
フェリーが新門司港に着岸したのを見届けた後、
車両デッキへ降りる。
既にスタンバっていた岡田殿と共に下船、九州に上陸する。
冷たい空気が頬を刺すが、これからはじまる旅に向け、気持ちが引き締まる。
あたりはまだ暗い。
6:45
いきなり道に迷う。(^^;
正確に言うと、道は間違っていなかったのだが、連れもいるから、と、
念押ししたのが運のつきであった。
説明しよう!
下船後、埠頭を離れ、T字路に出たところで、
徐に右折したものの、自分の感覚を疑い、念のため方向を再度確認することに。
地図を広げる私に岡田殿が指を差す、その先にはコンビニが。
コンビニの駐車場にいる、どうみても地元民のおっちゃんに、道を聞く。
初日の出待ちらしいそのおっちゃんに地図を見せながら話をするが、
おっちゃん地図がよく読めないようで閉口する。
道路の番号でなんとか確認したところによれば、
どうやら逆向きだったらしい、と判断。
よかった、よかったと今来た方向とは逆に走り出す。
7:00
・・・・と、沿道の風景がどう考えてもおかしい。
真っ直ぐ走ってすぐに大きなバイパスに出るはずなのに、
どんどん山間に入って行く感じである。
そのうち、海沿いに出たと思うと、突然路駐の行列に遭遇。
どうやら初日の出スポットらしい、ということは完璧に道間違えたわけね。トホホ。
道間違えたついでといっては何だが、もうあたりも既に明るくなって来ていたので、
缶コーヒー飲みながら、一緒に初日の出を待つことにした。
7:20
・・・待つこと20分。
あたりはすっかり明るくなっているが、肝心の日の出はまだ見えない。
・・・ん?既に日は上がっていた!うす曇りで皆気が付かなかったのだ。
なんか拍子抜けしたが、とりあえず初日の出(?)は拝んだということで出発する事にした。
7:30
日の出を見て、皆家に帰りだしたので、
スーパーカブのおっちゃんを一人つかまえ、今度こそ県道25号へ誘導してもらう。
おっちゃんありがとう。
7:50
小倉東ICを越え、いよいよ市街地へ入る。
小倉には弟が住んでいて、会うつもりでいたのだが、
バイトで8:00には出かけるのとのことなので、
帰りに寄ることにする。すまん。
8:10
入れ違いになった弟の部屋の前に、お土産を残し立ち去る。
給油しに行った岡田殿を待つうち、寒いせいか、何だかもよおしてきたので、
近くにあったフォルクスに駆け込み、用を足す。
小便だけして帰るのも悪いので、コーヒーでも飲もうかと思ったが、
岡田殿が迷うといけないので(^^;、そそくさと退散。
8:20
岡田殿と合流し、R3へ向かう。
さすがに元旦はR3も空いていたので、快調に飛ばすが、
いかんせん風防がないので涙が止まらない。
馬力がないのもこういう道だとちょっとこたえる。
9:00
山間に入ると、気温がぐんと下がったのが、体全体で感じられる。
耳が冷たい、というより、上体全体が震え上がる。
途中の道の駅(?)でティーブレイクというかトイレ休憩。
9:40
福岡市に入る。市街地をパスし、バイパスへ。
一応、道を確認していたら、幼稚園児くらいの子供を連れた
おとーさんに声をかけられる。
滋賀ナンバーと京都ナンバーにびっくりしていた。
「あけましておめでとう。」のあと、再び走り出す。
10:00
太宰府通過、岡田殿は行きたがっていたが、
今夜の宿の事を考えると、このペースではちょっと先行き心配である。
無理を言って寄り道を断念してもらい、鳥栖へ。
実は、R3からはすぐ近くだった事が、後日判明した。
結果からすると、寄り道は十分できたと思う。すまぬ岡田殿。
10:30
鳥栖に入ったところで給油。
・・・あんまり減ってない。半分(5L)しか入らなかった。