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購入経緯 (前編)


mark01.jpg twingoとの別れ

2008/9

twingoのフロントから異音。
最初はあまり気に留めていなかったが、速度30〜40km/h以上で「ブーン」という音が出るようだ。
WEBで調べると、ハブベアリングがイカれた時の症状に近いが、音の出所がちょっと違う気がする。
とりあえずルノー大阪城へ出向き、診てもらうことにした。
リフトアップしたうえでの診断結果は、ハブベアリングではないとのこと。
クラッチよりタイヤ側ということで、エンジン周りではないようだが、ギアボックス降ろすのに4〜5万円コース、故障箇所によっては数十万円コースになってしまうとのこと。
直して乗るという選択肢もあるが、シートのヘタリ具合やら外装のクリア剥げ(これは自業自得であるが)やら、サスやら色々手を入れたい箇所があるので結構な出費になる。
もうかれこれ9年の付き合いになるし、車齢は12歳である。以前一度手放すことを覚悟したこともあり、もうここらで引退さすのも悪くないかもしれない。
と、冷静に考えられるようになってきた。
主治医と相談の上、とりあえずしばらく様子見することにして、乗り換えも視野に入れ次のクルマを検討することにした。
 


mark01.jpg 愉しき?クルマ選び

2008/9/21

何はともあれ、まずは情報収集である。
とりあえずルーテシア3を見に、ルノー箕面へ行ってみることにした。
日産の隣に併設、といった感じでこじんまりした店構え。日産ゾーンを含めた敷地は結構広めなのだが・・・。土地が余ったので離れを建てた、という趣き。
それはまあいいのだが、道路から見える看板は日産だけで、ルノーの看板は店の正面からしか見えにくいのが困る。一回通り過ぎてしまったじゃないか。
展示車はカングー2台とメガーヌ1台。ルーテシアは先日売れたのでもう無いとのこと。即時退散。新御堂を下ってルノー大阪城へ。

ルノー大阪城
ここにはルーテシアが居た。イニシャルパリの1.6-4ATが試乗車兼用の模様。他に客も居らず空いていたので乗らせてもらうことに。
城周辺をぐるっと一回りして感じたのは・・・・
・意外とATも悪くない。エンブレも普通に効くのでまともに運転できる。
・1.6なので少し力あまり気味?(twingo比)
・外観は大人しくなったが好みである。特に色(シャンパンみたいな色)が綺麗だと思った。
・シートのすわり心地が良い。クッションが肉厚な感じがして心地よい。
・後席はちょっと圧迫感あり(Twingo比)。シートの出来は良い。
・車内静か。(それが売りらしい)
・エアコン入れてもパワーダウン感なし(当たり前か・・・)
・相変わらずオーディオは1DIN専用。付属のナビは画面がせり出してくるやつだったが、位置が低くて使いにくそう。
・エアコンスイッチが画面の裏になる。

といったところ。
とりあえず新車の見積もりをもらうことに。
イニシャルパリの特別装備(皮シート、木目パネル等)には魅力を感じないので、ele+ナビで見積もり。
経費込み¥300万・・・・。
ナビ代¥30万引いても¥270万・・・。
今回の予算は、遊び金かき集めての¥160万が上限。オーバした分はローンしかない。気を取り直して次の店へ。

とりあえず地元に戻り、国産ディーラーをのぞきに行く。

スズキアリーナ
お目当てはスイフト。とりあえず座るのみ。
・空間は最小限、といった感じ。後席は非常用と考えたほうが無難。
・インパネはそこそこまとまったデザイン。
・値段相応の質感ではあるが、シンプルなデザインでよい。
ディーラーの雰囲気は悪くないが、ルノー屋同様?結構閑散としていた。セールスも、良く言えば押し付けがましくない、悪く言えばあまり熱心ではない。
ただ、クルマの出来には自信があるようで、運転好きな人のクルマということをアピールされた。
試乗は予約制の様だったのでまた後日。

神戸マツダ
こちらの目当てはデミオの1.3CVT
最近のマツダの「がんばってる感」が気にはなっていた。それになんといっても現行デミオの外観は、久々に「かっこいい」と素直に感じるデザインである。
シャンゼリゼ通りでたまたま見かけたが、仏車の海の中でもキラリと光っていた。
○外観はカッコいいがやや小ぶりか。
×内装・・・しょぼい。
 安っぽいのは許すがセンターコンソールのデザインが子供すぎる。ターゲットがわからない。かっこいい外装が台無し。
 インパネ回りも幼稚なデザイン。先代の方が全然まし。最低なのが、3連メータデザインなのに、タコなし版は円が一つそのまま空家。
 ブサイクすぎる。
○乗り味は普通。ちょっと非力だが軽いので問題はないか?
△回すとエンジン音ちょっと気になるかも?クラス的に仕方がないが・・・。

ついでにベリーサの1.5-4ATも試乗。
○運転した感じは、適度にまったりしていて現行デミオより好みかも。
△内装は高級「感」を狙っているが、少し不自然な感じがする。
○インパネはまあ許容範囲のデザイン。デミオもこれくらいにしてほしい。

ただ・・・
この店だけなのかもしれないが、雰囲気が良くない。
すべてがピカピカである必要はないが、生活感の漂うディーラーというか、完全にファミリー向けにシフトしたセッティングがそのままくたびれており、まさに子供が生まれて2〜3年後の「元新居」の雰囲気。・・・ある意味「夢を売る」商売なのだからもう少し何とかならないものか。
あと、担当のセールス氏は、こっちがクルマの事を聞いているのに値引きとキーレスエントリーの話を繰り返すばかり。
いきなり値引き30万にTWINGO下取り3.5万(マツダで売れると思えないので実質追加値引き)なのはちょっと驚いたが、そんなら最初からその値段で売ってくれ、とも思う。
決算前なのはわかるが、挙句の果てに「不思議なもので、こういう話してると車って故障するんですよ、いやうそみたいだけどホントに」等と縁起でもないことを仰る。
悪いが、仮にマツダ車買うにしてもここでは買わん。
とりあえず、デミオは外身かっこいいし走りにさほど不満があるわけではないが、私が欲しいのは乗用車であってプラモデルではない。
日頃眺めることになる内装のしょぼさは、致命的である。
私は、機械には故障はあるものだと考えている。国産車購入の最大のメリットは、何かあった時のアフターケアであるがこの店にそれを期待するにはいささか不安が残る。


2008/10/5

今日は近所(徒歩圏内)のホンダカーズへ。
お目当てはFITの1.3CVT
○インパネは少し今風だがカッコいい
○その他の室内デザインも機能的。一々よく練られており便利そうである。
○運転席からの見晴らし良好、TWINGOより開放感がある。 
△外観は良いが、思ったより少しでかい。離れて見るとかわいい系だが。
○CVTも違和感なく運転しやすい、と感じた。
△ただし、発進時に意図的に踏み込むと少し遅れる。トルコン無しはもっと遅れるのか?
○エンブレは普通にかかる。
△足ブレーキは少し違和感あるが許容範囲内
○後座席広い。シートは普通だが手抜き感はなし
○諸経費込み160万 交渉/調整で150万切れる

なおこの店で特筆すべきは、店内の明るさ。
小奇麗にまとめてあり、気持ちが良い。接客も誠実な感じがして安心感あり。


ちょっと車を走らせVW DUOへ
店内は広くて綺麗だが、ずいぶんほったらかしにされる。こっちが呼んだら会釈ではなく話を聞きに来てほしい。
この店は営業氏と話の周波数があわずしんどかった、買うなら別の店で・・・か。
ただ、先日のマツダ営業氏と違って、車が好きなのは良くわかる。他所(特にフラ車)はどうなのかやたら気にしていたがその意図は不明。

ここでの目当てはPoloの1.4-6AT
◎6ATは秀逸。シフトショックを感じない。
 加減速も違和感なく、ほんとにATなのか疑うほど。
◎ブレーキの違和感もなし。安心できる。
○内装と外装は「地味」よく言えば「渋い」。真面目な雰囲気が漂う。
△椅子が少し硬め。運転者的にはこれが「普通」であるが同乗者には少し硬いかも。
○いろんな意味でどこまでも「普通」乗る人を選ばない「優等生」
○諸経費込み約200万。新車でもなんとかならなくもない。


続いてはルノーの西宮へ。
ショールームは広め(日産車スペースはもっと広いが・・・。)
接客は意外と丁寧。というかこれが普通か?ただしルノーと日産は担当者が別。

TIIDA
とりあえず展示車を観察。
×でかい。4mを大幅にオーバー、もはやコンパクトではない。これはミニサルーンとでもいうべきカテゴリではなかろうか。
○車内広い。特筆すべきは後席の広さ。ここまで広くなくていいので、4m以内に抑えてほしいところ。
 ただし、後席広くて外見の小さい車、という選び方であればダントツであろう。
×椅子やわい。走らないとわからないがこのやわさはやりすぎ。車のシートではなくリビングのソファである。気持ち良いが運転時には不安。
△よく言えば高級感ある内装。悪く言えば年寄り向けの質感。
 誤解のない様に補足するが、総じて日産車の内装は真面目というか硬派なので好みである。外装のデザインに難ありな車が多いような気もするが・・・。
○燃費はカタログ19km/h。結構がんばっている?
○経費込み約200万。追加値引きの余地あり。

あとは展示のカングーとルーテシアを拝んで帰宅。

 


2008/10/12

今日は千里中央まで足を伸ばし、プジョーを見学。

207 1.6 4AT
○インパネ回りはカッコいい。安っぽさとは無縁。
○椅子はルーテシアとポロの間の固さ、ホールド感とクッション性のバランス良し。個人的にはルーテシアの方が好み。
△運転席は少し窮屈?姿勢が合っていなかった?
△視界は普通、可もなく不可もなく
×アクセルの踏み始めが過敏過ぎて扱いにくい。
 真中以降はあまり変化しない感じ。いわゆる非線形スロットルという奴であろうか?とりあえず、それなりにトルクのあるエンジンであるので、右足が疲れそうである。
△エンブレの効きは、最近の他車ATと同様。
×ナビ見難い。ルーテシアも一緒であるが。→ポータブルで十分
?エアコンの効き悪い?よく確認できず。
○後席は普通の広さ、ルーテシアと似たり寄ったり。頭はギリギリうたない程度。シート自体は後ろのほうが座りごこちいいかも。
○助手席、路面の突き上げは気にならないとのこと
?Style 1.4 5速2トロニック は試乗車ない 近隣店にもないようだ。 →2トロ車は1007の1.6になるとのこと
○青色は新色。従来の青と比べて落ち着いた感じできれい。
△青は船便到着待ちで数台 それを押さえると納期11月末。手配なければ3〜4月待ちとのこと。
×値引き下取り無し。1.4のStyleで見積もり¥260万 →ルーテシア1.6L新車とほぼ同額であり論外。

308
買う気は無いがちょっとだけ座らせて貰った。
◎座った感じが良い。視界、着座感がぴたっと決まって気持ちいい。これぞプジョーのスタンダードというか、207とは別格。
◎インパネ回りも装飾過剰でなく使いやすそう。
◎後席もちょうどいい広さ、シートも気持ちいい
△ナマハゲ顔は迫力あり過ぎ。特に赤。青は青で思いっきり悪役車の雰囲気。

値が張るだけのことはあるなあ、という感じの良い車である。次回購入時には検討したいが、今回は対象外。

1007
×内装は少し安っぽくてプジョーっぽくない
○空間は広くて快適
△電動スライドドアは過剰装備と思う。

まあプジョーはもう少しお金持ちになれたら・・・というところか。


mark01.jpg 結局ルノー車?
2008/10/19

今日は須磨のルノー神戸へ遠征。
伊丹から車で片道2時間。不慣れな道で何度か迷う。
店の責任ではないが、道路案内が不親切すぎる!もっと道路番号の表示を増やすべきである。
地図を見ても今どの道にいるのかわかり難い。ちょっとナビが欲しいと思った。

1Fは日産で2Fがルノー、ルノーフロアも割と広めではある。
屋上にも出入り口ありルノーフロア直結なので、ルノーに用事がある人は屋上に止めるのが楽。
ちょうどお目当てのルーテシア(試乗車兼用、グラシエホワイト)が停まっていたので、隣に停めた。
展示車はカングーとメガーヌ(RS?)、メガーヌワゴンの3台。
先客がいたので待っていると、名前も告げていないのに、「待ってる間に試乗車で適当に走って良い」と言われびっくり!
・・・どうやらTWINGOをリコールで西宮に入れたことがあるので、ナンバーが登録されているようである。
つられてハイと言いそうになるが、土地カンが完璧にないので、実車を見学しながら待たせてもらうことにした。

ルーテシア 1.6ele 4AT
内装はダークグレーのはずだが黒っぽい感じで好み。
シートのすわり心地もよい。イニシャルパリの革シートよりこちらの方が好き。
インパネ回りもこちらの方がよい。各部のスイッチ類をチェック。

ウインカーレバー
→一見短い気がするが、指を伸ばすとちょうど届く。使い勝手は問題ない。

電動ミラー調整レバー
→ちゃちいと評判だったので確認したかったのだが、実は自動折りたたみ機能がついた他はtwingoと全く同じ。Webでは耐久性不安との意見があったが、自分のクルマで12年(自分乗り期間9年)で全く故障はなかった。

エアコン
 eleはオートエアコン。スイッチは直感的に操作できるのでOK。
 効きは悪くないが、個人的にはマニュアルの方が好き。

ギアセレクター
 普通の形。+−モードは試さず。
 ただカップホルダーがセレクタの前(というかオーディオの下)にあり、使いにくそう。

ブレーキ&アクセルペダル
 変なオフセット感はなし

ハンドル
 チルト調整可。メータ読みの邪魔にはならない。

後席
 西宮で見たときは少し狭い気がしたので再チェック。
 運転席で位置合わせをしてから後席座ってみるが、特に窮屈ではない。
 普通にクルマのリアシートである。シート自体の出来はよい。


一通り見たところで、他の営業さんが捕まったので同乗してもらい試乗に出発。
場所柄、試乗コースが混んでなく走りやすいのと、登り下りがきついので試乗にもってこいであった。
普通の幹線道路のほかに、流れ早めのバイパス、市街地、軽いワインディングも試せたが、特に違和感なし。
特に気に入ったのは以下
○下り坂でのエンブレの効き具合がよい
○流れの速い登りでのシフトダウンのタイミング
 →好みによると思うが、個人的には違和感ない。
○アクセル踏み方とエンジンの回転レスポンス、加速の挙動が自然。
 →ちょんと踏んで吹けあがったりしないので気を使わなくて良い。
  ペダルも軽すぎず楽である。
○静かだが、エンジン音はちゃんと聞こえる。
 →トヨタ車などによくある、くぐもった音が遠くで聞こえる感じではない。
  回転が上がっても不快感がない。

その他気になったところ
△ギアセレクタはRとNの位置のノッチ感が微妙でわかりにくい気がする。
 →インパネ表示で確認するので問題ない?

△パワステ
 →低速で軽くなるのは良いが、曲がり角を通過した後、まっすぐに戻す時、復元力をあまり利用できない時があるように感じた。僕はこれくらいのクルマならパワステは不要だと思う人間である。

△速度感覚
 →道にもよるが、気がつくと70km/hくらい出ている。意図的に速度を抑え目にする必要あり?
  単に1Lクラスと1.6Lクラスの違いか?

存分に試乗させていただいた後、見積もりを頂戴する。車体189万に諸経費込みで213万。(付属オプションは5イヤーズコートとフロアマットのみ)登録はH20の4月。
白でなければ即買いなんだけど・・・。


2008/10/25(土)

今日はFIT現行型を一日レンタルして乗り倒すことにした。
先日、前に少し試乗した際に気になったことがあったので、すっきりさせておきたかったのだ。

コースは
9:00 伊丹空港→空港内数周してR171経由で阪急伊丹 
10:45 阪急伊丹→五合橋線経由で中山台→道の駅いながわ→猪名川ジャスコ
12:00 駐車場内で車庫入れ練習
13:30 猪名川ジャスコ→猪名川オートバックス
14:00 猪名川オートバックス→県道13号経由で伊丹、らうめん蔵
15:00 伊丹→五合橋線→七松線→R2→阪神高速湾岸線→ハーバーハイウェイ→神戸空港
17:00 神戸空港→ヤナセ神戸空港
17:15 ヤナセ神戸空港→三宮→R2経由灘→六甲アイランド→阪神高速湾岸線→甲子園浜→R43→阪神尼崎→JR尼崎→カルフール尼崎→園田→空港線で給油
19:00 GSから空港線で伊丹空港 返却


一日走った上でのFITの感想
◎メータ視認性良い、特に明度調整できるのが夜間走行には便利である。
×後方の直接目視がしにくい、と感じた。
 椅子から右の壁までに距離があるのと、前席からリアボディの角までが長い壁なので、シートベルトはずさないと死角が気になる。
×Cピラーがぶっといので、バックする際に後ろを見難い。左右両方。
 バックで車庫入れする時に目印見つけるのに邪魔。
◎サイドミラーは大きくて見易い
○シートは包み込み感あり。両肩付近の背もたれががっしりしていて良い。
 着座位置が決まれば快適か。
×座面がやや堅い印象、キチンと座らないと右足だるくなる。
△コクピットの包まれ感が足りない、広くて落ち着かない。
×ヘッドレストがちょっと残念。頭が落ち着かない。
×左足用フットレストはOK、右足の置き場がない
×左足が小物入れに出っ張りに微妙にあたる。運転席側の出っ張りは削って欲しい
○アクセルは素直に反応する。「踏んだら踏んだだけ」
△出だしが時々もたつく時があり、合流時等で気になる。
△ATのDとSの違いはさほど感じず。Sだと若干回転高くなる程度か。街中でSモードの恩恵を感じることはできなかった。
○エンブレがまんべんなく効くのでフワフワせず走りやすい。
△極低速でドカンと来る時あり気になる。
○ブレーキのつんのめり感はない。
◎緩い山道、カーブでの挙動が素直で走りやすい
△パワステ、軽い時と重い時のタイミングに違和感あり。
 もっと重くていい。これも復元力が効くときと効かない時がある、トリガ不明。
△エアコン 効き方が微妙で微調整しづらい。採光がよく明るい分、日差しが強いと暑いのはTWINGOと一緒。
△ハンドルが少し太い気がする、円形断面でないのは最初違和感あるが、そのうち馴染むかも。
○ハンドルの三本スポークの形状は握りやすくてよい。メータを邪魔しないのも良い。
△Aピラーは通常走行では意外と目障りではないが、狭い路地で見たいところが邪魔される時あり。
△街中走行では静粛性十分。高速で80km/h超えるとエンジンよりもロードノイズが気になる、という点ではTWINGOから大差なし。高速の長時間走行はやっぱり疲れそう。
オーディオつけてもノイズは消えない、混ざる。
△思ったより「でかい」。軽快感に欠ける。中の広さと引き換えか?
△カップホルダー沢山あるが、実はそんなに要らない気もする。
△助手席サンバイザーには鏡なし。
△燃費平均14.4km/L。(燃費計読み)頑張ればもう少し伸びるかもしれないが、特殊条件で計測してもあまり意味は無い。FITの燃費計の数値を信じるならばtwingo easyの方が優秀である。ドライバーの運転方法との相性はあるとは思うが・・・。


総評としては、日本を代表する大衆車として、かなり完成度の高い車であると感じた。
開発陣の検討の深さが端々に現れており素直に感動できる。
特に機能性と運転しやすさ、快適さの両立という点においてバランスが良い車であると思う。
ただ、残念ながらこの車には、運転席に座ったときのときめきを感じられかった。
この車がダメなのではなく、この車の開発方針と私の嗜好のずれによるものだと思う。
この車は、「運転を楽しむコンパクトカー」としてよりも、極限までダウンサイジングを進めた1BOXファミリーカーを目指していると感じた。
後席やラゲッジを使う頻度の高い人にとっては、最上の車であるが、二人乗りメイン用途としては、「運転していて楽しい」という要素が少し薄くなった※1ような感じを受けた。

※1 同価格帯の「似たようなクルマ」の中ではダントツで良いです。念のため。


Last update 2008.12.12

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