九州上陸


関 門海峡フェリーにて。向かいは下関行きの便。
13:30
フェリーで北九州へ渡ると、まず最初に気になったのは、
周囲の車が狂暴であることである。
下関、というか山口県民は比較的ジェントルなのに、
この変わりようはなんだ?というくらい違う。

海一つ隔ててこうも違うと、別の国に来たみたいである。
確かに、山一つ(?)隔てた島根と広島もその違いは歴然だが、
下関と北九州は、実質、文化圏としては隣接してるはずの
地域だと思ってたのに。

はっきり言って広島より恐い。

先ずびびったのは、大きい交差点で信号待ちしていると、
対向車線の「4輪」が、青になる前にいきなり「右折」をはじめる。
そしてそのまま、後続車がそれに続くのである。
#弟曰く、「行ったもん勝ち」だそうな・・・。

おまけに、フェリーの発着場が市街地の北っ側なので、
弟が済んでいるエリアへは、市街地をもろに縦断せねばならず、
空気の悪さに閉口する。
風景がどこいっても同じなので、道にも迷ってしまうわし。
結局30分ほどの道のりが、2時間近くかかってしまった。

15:30
それでも約束の5時にはまだ時間があったので、
付近をぶらつく事にした。
まず、目が痛いので近所の薬局で目薬を買う。
あと、弟への手土産に缶ビールを6本。
あわせて、¥1500ちょっと・・・って
伊丹からここまでのガス代と変わらんやんけ?
と思うと損したような得したような、う〜ん。

16:30
約束の5時が近づいたので、弟の部屋の前に戻る。
単車をとめ、物思いに耽る。
前回はスタート地点だったここに、いまはゴールしたような気分でいることに
我ながら不思議さを覚える。

17:00
バイトを終え、帰宅した弟と再会。
早速シャワーを借りる。こんなに心地よいシャワーは久々である。
しばらく休憩すると、腹も減ってきたので近くの回転すし屋へ。
その帰り、何気なく立ち寄ったコンビニで、
偶然佐世保高専機械科時代の同級生、Sに偶然逢う。

近所に住んでいるのは知っていたので、
明日にでも寄ってみようかと思っていたのだが、
今回の旅行の件は全く話していなかったので、向こうも驚いていた。
そりゃそーだわな、仕事帰りの夜中に、いつものコンビニ行ったら、
連休でもないのに、大阪にいるはずの奴が買い物してるんだもんね。

で、これは私が寝耳に水だったのだが、
同じく機械科の同級生だったNの訃報をSから聞く。

 

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