・・・と括ってしまっては流石に大雑把過ぎるので、その要因について考えてみた。
ペースの異なる車が混在する
完全に渋滞してしまうか、周囲に全く車が居なければ問題ではなくなるが、大抵はそれなりに車は居てそれなりに流れている。
ただ、一般道と異なるのは、ペースの違う車が混在して変な緊張感を強いられる事である。
Luteciaの快適巡航速度は概ね60〜80km/hであり、燃費もこのあたりが最高となる。
できればこの速度域でまったり流したいので、飛ばすことは本意ではないが、流れによってはもう少し速度を上げる必要があるケースが多い。
もちろん、Luteciaの性能としては、日本の高速道路の流れに追従するに何も不足はないのだが、100km/h制限の道を70km/hくらいで巡行しておられる車もあれば、速度計の1と2を間違えているのでは?と思うような車にも頻繁に遭遇する。
自分の好みの速度と近い車が前方に居れば、その後を3歩(3秒)下がって付いて行けば楽チンなのであるが、なかなかそうもいかず、実際は以下のパターンを繰り返していることが多い。
1)自分のペースより遅い車に追いつく
2)追い越し車線が空いた隙に前へ出る
3)抜いた車との車間を気にする内に、走行車線前方の車との車間が詰まってくる
4)そのまま前の車を追い越す
5)何度か目のトライで走行車線に戻る
これで済むときはいいのだが、
嫌なパターン1
1)追い越し車線から走行車線に戻れない内に後ろから、ぬえわkmくらいの速度の車が迫ってくる
2)後方からのプレッシャーに負け、車間距離不足気味に走行車線に戻る
嫌なパターン2
1)追い越す
2)後方の車から追い越されて、自分の前に入られる
3)これまた遅くてイラッとする
4)追い越す
5)繰り返し
私は繊細?なので、こんな状況が延々と続くのが精神的に苦痛であるし、そもそも危険である。
ロードノイズ
もっと高級な車では気にならないのかも知れないが、高速走行中はタイヤからシャーッという音がずっと続き、耳障りである。
オーディオの音も聞こえ辛くなるが、音量を上げると疲れるし危険なので我慢するしかない。
渋滞すると逃げ場がない
一般道でも渋滞はするしその頻度だってむしろ高いのであるが、「その先の信号で左折して・・・」という具合に回避ルート模索するということも可能である。もちろん、見知らぬ土地の幹線道路から脇道にそれるのはなかなか度胸の居る事なので、普段めったに実行しないのであるが、できるかどうかの選択肢の有無が問題なのである。
高速は、渋滞情報が掲示板に表示されるのはありがたいのだが、巻き込まれてから出来ることはあまりない。
夜の高速はまぶしい
空いているのは歓迎なのだが、やたら疲れるのである。
その一因は、他車の照明がまぶしいことだと考えている。
都心部や道路照明の明るいエリアではさほど気にならないが、周囲が暗い道では、他の車のヘッドライトが眩しくて仕方がない。
中央分離帯の植え込みをもう少し高くするなどの工夫をお願いしたいものである。
ただ、今のところどうしようもないのが後続車のハイビームである。
もちろん運転中はハイビームが基本ではあるのだが、「他車を幻惑しないこと」が条件のはずである。
時々、解釈のズレている人を見かけるが、「幻惑しそうな時」はロービームにしないといけないのではないか?
困ったことに夜の高速で必ず出現するのが、「後ろからハイビームで照らしてくれる車」である。
単に、「オラオラ!ドケドケ!」モードで煽られる分にはとっととパスして貰えば良いのであるが、こちらが左の車線に譲っても抜きにかからず、ひたすら少し後ろを付いてくる車が居る。
追従した方が楽なのはわかるので適度に車間さえ取ってもらえれば追走自体に問題は無い。
・・・が、前をひたすらハイビームで照らすのは止めにして欲しい。
ルームミラーは防眩機能(2重鏡になっているアレ)があるので構わないが、サイドミラーに映りこむハイビームが眩しくて仕方が無いのである。
リヤフォグなどで気付かせようとも思うが、単なる嫌がらせとも受け取られかねずもどかしいばかりである。
世間には、ルームミラーをクイっと曲げて「反撃」する方も居るとのことだが、流石に高速走行中にそんな芸当もできない。
サイドミラーも2重鏡にしてくれないかなあ・・・。
Last update 2010.01.06