12.ああ、迷走電流の如く。
2001年11月24日土曜日
今日は、従姉妹が誕生日プレゼントくれると言うので、
午前10時前に、山科(京都)までドライブがてらお出かけ。
行きのコースはいつも通りに、
五合橋線〜R171〜八丁畷からR170〜枚方大橋〜京街道〜外環〜
と向かったのだが、これがまた大失敗!
今日は京都競馬場でも開催していたのだ。
当然、淀までの道のりは大渋滞・・・。結局山科に着いたのは午後一時半過ぎ。
で、向こうでは従姉妹の子供三人衆にもみくちゃにされ、
帰路に着いたのが、午後9時。
そこまでは良い。問題はそれからだった。
いつもは山科からは、R1(五条通)から東寺経由でR171というルートで帰るのだが、
今回は、気まぐれに来た道を逆トレースしようと、外環を逆周りに醍醐方面へ。
何とか枚方までは順調に進む。
・・・が、しかし、R170(枚方大橋)に差し掛かったところで、
「↑R170枚方」「↑R170大阪・河内長野」の標識に、思わず大阪方面へ入ってしまう。
当然橋は渡れない。すぐにミスコースには気付いたのだが、
まあ新ルート開拓ということで、と自分に言い聞かせ、そのままR2に合流。
一路大阪方面へ。
R2のこの区間は、ほぼバイパス状態で、車の数は多いもののかなりのスピードで流れている。
標示の大阪までの距離がぐんぐん小さくなってゆく。
このままでは、じきに大阪まで着いてしまう、と焦りだした矢先、
「←池田方面」の標識を発見、
池田と言えば伊丹のお隣、そこまで行けば帰りついたも同然ではないですか!
そのまま府道2号(近畿道と併走してる道)に乗り換える。
継目だらけで路面ガタガタの鳥飼大橋を越え、府道2号線を爆走するサスケハナ号(と私)。
この道もR2同様車は多いがかなりハイスピードで流れている。
前方に光(尾燈)の列が見えるのだが、一向に追いつかない。
・・・しかし結構走ってるはずなのに、一向に池田には着かない、
おかしいな?と思い、コンパスを確認すると・・・なんと「北」!
それもやや東向きである。まるきり方向が逆ではないか、んなアホな、と思いつつも、
地図を開く暇も無く、走り続けることに。
結局そのまま万博公園を越え、西へ向かう。
R423(新御堂筋)で箕面に出て、R171復帰・・・と一瞬考えたが、
冷静に考えるとかえって遠回りである事に寸前に気付き、そのまま西へ。
・・・と、前方に「←(側道)池田方面」の標識が!
反射的に側道へ入り、R176を北(池田市街方面)へ。
これがまた大ハズレなのである。
ここまで来たら、池田にこだわる必要は全然なく、
そのまま西へ行けは伊丹に出たところでR171に合流するのである。
それを、最初に決めた至近目標「池田」にこだわるあまり、
池田と伊丹の分岐点で池田を選んだわけである。
土地カンない人向けにかいつまんで言うと、
伊丹を目前にしながら、まさにその鼻先で90度ターンして走り出しているのである。
傍観している人がいれば、まさに抱腹絶倒モノである。
で、当然の如く「北」を指すコンパスに焦る私は、
途中で交差したR171(旧道)にも乗り損ね、
阪急石橋付近の小渋滞(飲み屋街になってる)に捉まる羽目に・・・。
すぐにR171(バイパス)に出るはずだ・・・と思えば
いつもで経ってもそれらしき交差点には出ない。
実は、立体交差になっていて気がつかなかったのだ・・・。
そのまま池田市役所に出てしまい、完全に道に迷ってる事に気付く。
いい加減、地図見なならんと決意し、車を止める場所を探した矢先、
「伊丹方面」の標示が!
もはや思考力ゼロのまま、標示に従い左折する。
ああなんだか見覚えがあるぞ・・・と思えば、
数年前、興味本位でルート検索していた時に見つけた道だ。
猪名川の軍行橋の東詰から、池田市街に向かう道だ。
猪名川の西岸道路は能勢方面への抜け道として時々使うが、
用があるわけでもない池田市街の混雑の真ん中に突っ込む形になるので、
それ以来使う事の無かった道だ。
よもやこんな形で使う事になろうとは・・・。
程なく軍行橋東詰に出るも危うく反対車線に突っ込みそうになる。
住処に帰着した時には、11:00回ってた・・・。
トリップが170q越えていたのは笑った。
暇な方、地図トレースしてみてください、笑えます。
今回の反省:
経路間違えたら、速やかに地図を見ましょう。
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