プライバシーガラス/フィルム


今や、巷の車のほとんどに使われている訳であるが、
これについてもちょっと四の五の言ってみたい。

まず、非常に困るのが、完全に遮光されていて前が全く見えないやつである。
特に背の高い1BOXやクロカンだと、トラックの後ろにつけたのと全く同じ状態になってしまう。
しかも、その手のクルマに限って、装着率が高いような気がするのはやはり気のせいなんだろうか?

ミラーになってるやつなんて、言語道断である。
晴れてると、反射して眩しいんですけど。

前の車のドライバーがどっち見てるとか、車の前にある信号や標識とか
その他いろんな道路情報を遮断されてしまうのである。
ドライバーの表情は分からなくても、顔の向きとか、前方の信号くらいは見えるようなモノにしておいて欲しいものである。

バスやトラックが前方視界を遮るのは、構造上仕方ないとは思うが、
必要もないのに完全遮光フィルム貼られると非常に腹立たしい。
交通安全よりプライバシーを守りたい連中は、クルマに乗らなきゃいいんじゃない?

雑誌など読んでると、中には、とんでもない理由を恥ずかしげもなく公開している人がいることに驚く。
ちょっと抜粋してみると、

「カッコイイから」

ボディやホイールとカラーコーディネートを楽しまれるのは、別に結構なのですが、
公道はショールームじゃありません。お車は床の間に飾っておいて下さい。

「海行って着替えするとき便利」

カーテンでもつけなさい。

ただ、
「直射日光をカットするから、クーラーの効きが良くなる」

てのはちょっと納得。エネルギーの節約にもなるしね。
でも、可視光線の透過率を保ちつつ、熱線を遮断(軽減)するガラスもあるので、
過度の「プライバシー保護」に傾倒しないようにしましょう。

 

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