ランドストライダー、北へ。


主任務
比良リフトへの道路(滋賀県道322)が、
果たしてクルマで問題なく通行できるかを確認すること。

副任務
枚方大橋への新ルート開拓


2000年5月1日月曜日

8:00

起床。
曇っているが、天気予報を信じて決行する。

9:15

とりあえずなか卯で朝食。伊丹郵便局で預金をおろして、一路東へ。
湖西の比良山をめざす。

今回はR171ではなく、空港の下をくぐり、別ルートで枚方大橋を目指す。
しかる後、京街道〜R161経由で滋賀へ抜ける。

まずは枚方大橋を目標に走り出す。まもなく府道2号にのる。

10:00

万博公園周囲の環状道路に見事にハマる。
うす曇りで、方角がわからないため、2周目に入ったところで地図を見る。
・・・が、案の定ツーリングマップルが都市部では役に立たないことが
再認識される結果に。

ランドマークのつもりのモノレールの駅が載ってない(ように見えた)し、
おまけに道路標示もよくわからない。
吹田とか摂津とか千里とか茨木とか言われても、位置関係が混乱している。
もっと遠くの目標も書いてくれ〜〜〜。

10:30

思いっきりあさっての方向・・・というより、
ほぼ来た方向へ飛び出してしまう。

さすがにおかしいとい気づき、地域地図掲示を前に地図とにらめっこ。
通り掛かりのおっちゃんに、声かけられる。
まあ、薄汚いかっこして地図の前でむにゃむにゃ言ってればそりゃねえ・・・。京都ナンバーだし。
とりあえず、枚方大橋までの道をたずねる。
おっちゃんの話から、府道14号(高槻京都線)で行くことにした。

一瞬小倉での一件が脳裏をかすめるが、
今回は、道まで詳しくご存知のようだったので、問題ないと判断。

さて問題の14号、に乗ったまではいいが、バカ混みである。
なんと言っても原因は無茶苦茶な路駐の仕方である。
どうしてこんな所(片側1車線で交通量大)で路駐できるのか、その神経構造が全く理解できない。
今度、そういうテーマで撮影ツーリングでもしてみようか。

高槻京都線の印象:
R171の方が車線多い分マシかもしんない・・・

11:00

で、結局R171に出てしまう。このままでは、
R171→R170経由で枚方大橋というお約束パターンになってしまう。
まあ今日の目的は、比良リフトまえの道路滋賀県道322が、
果たしてクルマで問題ないかを確認することである。やむを得ない。

副任務:失敗。
ただしいくつかの収穫はあった。
・万博公園環状道路の存在
・県道14号の実態

11:30

さて、高槻市役所を無事に過ぎ、R170へ、
前にもそう感じたが枚方大橋まではスムーズに流れるせいか、
そんなに距離は感じない。やはりこのルートがベストだろうか。

12:00

無事橋も渡り、府道13号へ。車の流れはいつも通りである。
左手の河原には菜の花が咲き、ややキツイくらいの蜜の香りがする。
いつ来てもこの道は心地よい。
やがて淀に着き、京都競馬場近辺のコンビニで休憩。これからのルートを検討する。

12:30

当初の予定通り、外環状線から六地蔵・醍醐・山科経由でR161を目指すことに。

13:00

山科着。付近に住んでいる従姉妹の顔を見に行こうかと思ったが、今日は先を急ぐことにする。
途中、自治体のコミュニティホールらしき建物で、しばし休憩。

13:45

最終目的地、比良へ向け出発。
腕時計のストップウォッチをSETして所用時間を計測することにする。

14:00

一旦、R161バイパスへ。
交通量は少ないが、どのクルマもガンガン飛ばしてくる。
我が愛機も、さすがに非力さが身にしみる。
125ccは湖西道路に乗れないので、混むのを承知でR161本道へ。

14:50

堅田を過ぎると渋滞も消え、順調に流れて県道322へ入る。

さて問題の県道322であるが、初めは広い2車線(片側1車線)路であるが、
すぐにセンターラインが消える。

が、まあ懸念したほど狭くはない。
確かに対向はつらそうな個所がいくつかあるが、無茶しなければその前後で回避はできそうである。
交通量も少ない、というかほとんどないので、そんなに困った事態にもならないだろう。
能勢越えの方がよっぽどつらそうである。

なにより、そんなに長い道ではない。
単車で(ていうかクルマでも一緒だろうが)5分ちょいくらい、
降雪で徐行しても15分もかからないくらいだろう。

滋賀県道322号 検証結果:
TWINGOなら、まあ立ち往生しそうな個所はまずなさそうである。

15:00

難なくリフト乗り場へ到着。あいかわらずボロい。

主任務:クリアー

15:15

京都へ向け出発。
R161との合流地点を検証する。

信号がない。

まあ県道322の交通量を考えると不要と言うことだろうか。
しかし、R161がやや交通量もあり、飛ばし気味のクルマも多いことを考えると、
検知式せめて押しボタン式の信号を設置してもいいと思うが。

T字路がガードレールで妙な形にされている。

恐らく京都方面へ向かうクルマへの配慮なのだろうが、危険は回避できない。
左側は見通しもよいが、右側はブラインド。しかもカーブのRは緩い。

結論:
検知式で良いから信号を設置して欲しい。でないと右折(京都方面)は危ない。

まあ、単車なら右折も問題なさそうだが、クルマで来た時のことを考え、
一旦左折(マキノ方面)し、次の信号で折り返す作戦の下調べをすることにした。

次の信号はクルマで数分。
・T字路である。(右手、湖岸方面への道しかない)
・交差点手前左手(山側)にコンビニあり。駐車場も広く、見通しも良い。


結論:
以下の3通りで十分対処できるので、比良からの帰りR161に復帰する時は、京都方面の人も無理せず一旦左折し、次の信号まで進むべし。

1)コンビニで切り返す。

信号直前なので、まあ問題ないでしょう。
休憩&買い物もできるし。(右折でR161にのると、しばらくコンビニがない。)

2)いったん信号を右折して適当な場所でUターンする。

この道はほとんど交通なさそう(ていうかただの農道)ですので、十分注意すれば問題ないでしょう。

3)信号を右折したら適当にまた右折を二回する

R161へ出る道がいくつかあります。
信号はないけど、この場合左折になるから、混んでなければこれでも良いでしょう。

和迩駅を過ぎたところで右折し、県道311へ。
混んでいる堅田を避け、鯖街道R367へ出るのが目的である。
意外と道も整備されており、走りやすい。
ただ、時折大型ダンプが通る。まあ、数は少ないので適当にやり過ごす。

一旦R477に合流し、R367に出る。
といきなり途中トンネル(有料)との分かれ道に出る。
「この道は生活道路ですので、大型車は途中トンネルを利用して下さい」
との但し書きがあり、ちょっと気が引けるのだが、バイパスは恐いので、下道をゆく。
因みに、私の前にいた、フォードの1BOXはトンネルへ向かった。
えらい!

で、問題なく通過・・・、と思ったら、何かクルマが詰まってます。
どうやら何箇所かホントに一車線ぎりぎりの区間があるようで、
対向に四苦八苦、といったところのようである。前に来た時はそんなことなかったのに・・・。

はっきり言って、
ここはクルマで来ちゃダメですな。
普通車同士でも対向できないのに、結構大型トラックとかガンガン来てます。

なかでもとりわけうすらでかい15t(20t?)ダンプのおっちゃんが一人、
勝手にブチ切れて、クラクション鳴らしまくり、対向車に因縁どころか、
「なにしとんじゃわれー!」モード突入しちゃってました。

「ちゅーか、おまえはトンネル通れよ・・・。」
と、そこにいたみんなが思っていたであろう・・・。ちょっと常識無さ過ぎ。

教訓:
急いでいなくても途中トンネルを使いましょう。
単車の人も、自分が迷惑にはならないでしょうが、
前のクルマが詰まっていたら、待ちぼうけくらいます。すり抜けもできない。

で、そのまま鯖街道を南下し、三千院の大原〜八瀬遊園を通過し、京都市内へ。

4:20

白川通りに更に南へ。元下宿近くの天下一品(総本店)へ。
ここのは好き。というか貧乏学生時代の思い出が・・・。
当時は一食に¥500以上かけるのにも結構勇気が要りました。

4:40

北大路→東大路→丸太町→堀川と渡り
東本願寺から東寺と経由してR171へ向かう。

丸太町通りは、烏丸〜堀川がとても混むので、
堀川通りへのアプローチは他の道にしましょう。
なお、R171へは葛野大路や西大路からもアプローチ可能です。
#要は九条通に出れば良い。

6:50

何とか暗くなる前に帰着できた。


→EXIT